ものづくりの復権 01-デジタルFabrication

「メーカー・ムーブメント(Maker Movement)」の話題が、一部の限られた人たちだけでなく、社会一般に広がる時を迎えました。日本では2012年後半くらいから、一般ビジネス誌でもこの流れを採り上げた記事が連続しています。

デジタルFabrication関連書籍
〔デジタルFabrication関連の書物〕

※「デジタルFabrication」「パーソナルFabrication」も「メーカー・ムーブメント」と概ね同じ文脈で使われます。本稿では「デジタルFabrication」という言葉を主に使うことにします。

■個人まで降りてきたデジタルものづくり
デジタルデータを基に3次元の物品を作り出す技術や機器はもちろん昔からあって、CAD(設計)、CAM(生産)、CAE(エンジニアリング …強度計算など)は半世紀近い歴史があります。昔は大型コンピューターが必須でした。それからミニコン、ワークステーション、パソコン~、とどんどん手元で扱えるよう進化しました。今では大規模製造業はもちろん、中小零細企業や、必ずしも高い専門製造技術を持たない企業であっても、当然のように使われる道具となりました。
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