| 卸売市場 | たまらねぇ場所築地魚河岸 | 生田與克(著) | 学研教育出版 (2010年) | 築地仲卸の店主による、卸売市場にまつわるエッセイ。「産直は消費者のためにならないのではないか」「ターレに長く乗っていると膝がやられる」「絶対にやめて欲しいベビーカーでの訪問」「計画や管理は二の次の話」。気軽に読めるエピソードが多数 | |
| 卸売市場 | 築地 | テオドル・ベスター(著) 和波雅子、福岡伸一(訳) | 木楽舎 (2007年) | 築地の魚河岸で長年現地調査をしている人類学者による詳しい築地市場の紹介と分析。実際の築地内部の1日の動き、築地の歴史、市場を形成する卸や中卸の役割、社会的制度などを大変わかりやすく表現している。築地の姿が実感できる | 
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| 卸売市場 | 中央卸売市場の成立と展開 | 枠谷光晴(著) | 白桃書房 (1977年) | 日本独特のシステムである中央卸売市場が成立した経緯およびその後の展開を歴史的に究明することを目的とした専門書。 | |
| 流通一般 | 食料・農産物流通論 | 藤島廣二、安部新一、宮部和幸、岩崎邦彦(著) | 筑波書房 (2009年) | オーソドックスな一般流通論。流通の基本機能の説明、米、青果物、畜産物、花卉、茶、漬物、ビールについての品目別解説、さらに流通にかかわる現代的な問題について触れている。コンパクトに分かりやすく基礎知識がまとめられている | |
| 流通一般 | 「流通戦略」の新常識 | 月泉博(著) | PHP研究所 (2007年) | 副題は「『超成熟消費時代』を勝ち抜く条件」。日本の流通業界で、ユニクロやしまむらといった企業がなぜ成功をおさめているのかを解説。流通をめぐる現状が手際よくまとめられている | |
| 流通一般 | 2010年の流通 | 野村総合研究所(著) | 東洋経済新報社 (2006年) | 副題は「水平統合の加速と垂直統合の時代」。流通業全般を概括し、今後の動向を予測した書 | |
| ネットビジネス | ザッポスの奇跡 | 石塚しのぶ(著) | 東京図書出版会 (2009年) | 副題は「アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは」。靴のネット販売業者として米国で躍進している同社の「コア・バリュー」作りの過程と、それに息を吹き込む人材育成、新規社員向けトレーニング・プログラムの様子などが面白い。“働きがい”とは何かについても考えさせられる | |
| ネットビジネス | 600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス | 上阪徹(著) | 角川SSコミュニケーションズ (2009年) | 巨大な料理レシピサイトを運営するクックパッド社(日本)の起業ストーリー的な本。同社のビジネスの基本的な仕組みが解説されている。お題目ではない「消費者本位」を実践し成功した事例は、これまでのネットビジネスの世界と比べてもたぶん異質。ネットビジネスの基本形の一つとして素直に受け取れる | |
| 小売 | スーパーマーケットほど素敵な商売はない | 安土敏(著) | ダイヤモンド社 (2009年) | 副題は「100年たってもお客様から支持される企業の原則」。この業界のオピニオン・リーダー(元サミット社長荒井伸也氏)によるスーパーマーケット経営の興味深い解説。「小売業が製造業を支配するのは不幸」「チェーンストアでは個店の自由裁量が大きいからといってもモラールが上がるわけではない」など、他の業種でも役立ちそうなマネジメント哲学が満載されている | |
| 小売 | ヴィレッジヴァンガード全面研究 ヴィレッジヴァンガードPart II (「商業界」) | | 商業界 (2006年3月号/6月号) | 書籍・雑貨のチェーン展開で注目されるヴィレッジヴァンガード社を商業人の専門的な視点から分析した特集記事(3月号)およびそのPart II(6月号)。チェーンオペレーションという形にはまらずチェーン展開する仕組みは驚異的。多店舗展開の概念を根本的に変えかねない | 
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| 外食 | ハングリー | 中島武 | 講談社 (2004年) | 副題は「日本を明るくするバカ力」。外食産業に新しい風を巻き起こし注目されている「際コーポレーション」創業社長の自伝的エッセイ。店舗展開の手法は、既存のチェーン・オペレーションとかなり様相が異なっている | |
| サービス | サービス・マネジメント | リチャード・ノーマン(著) 近藤隆雄(訳) | NTT出版 (1993年) | “サービス”という無形のモノについて、商品、マーケティング、戦略などを解説した書籍。今は類書が多数あるが、90年代前半に出版された当時は新しい視点を世に出したものといえる。その意味で基本書の一つ | |
| 営業 | 「迷える消費時代」の展示会成功読本 | 鈴木聡(著) | 日経BP企画 (2006年) | 副題は「ネット時代に『情報の源流』を押さえる」。ネットでさまざまな情報が手に入るようになった現在において、取引先や消費者とのリアルな接触の場を持てる展示会、イベントへの出展をどのように進めればよいのかについて、実務的なノウハウをまとめている | |
| 営業 | 実学入門 なぜ売れないのか | 稲垣佳伸(著) | 日本経済新聞社 (2003年) | 副題は「営業力は『仮説力』で決まる」。市場の状態から仮説を立てるヒント、ノウハウの解説。定性情報の処理技術が主 | |
| 広告 | 脳科学から広告・ブランド論を考察する | 山田理英(著) | 評言社 (2007年) | 「注意なき無意識の情報伝達」が広告において重要な役割をしていることを、新聞広告を中心に具体的な研究結果とともに説明している。「情動」からイメージを形成していくプロセスが脳科学から明らかになってきたという。 | |
| マーケティング | 購買意欲はこうして測れ | ジョン・ローゼン、アンナマリア・テュラノ(著)、酒井泰介(訳) | 翔泳社 (2009年) | 購買パターンを4つの象限に分け、それぞれの性質と顧客へのアプローチ方法などを解説している。必要だが切羽詰るまで買わないImpatient Shoppingでは、顧客のストップウォッチが急に速く回りだすタイミングで時計を微妙にコントロールできる商品が勝てる。顧客が完璧なものを求めるPainstaking Shoppingでは、むしろ顧客のストップウォッチをゆっくり進ませる。気が進まなくても決断せざるを得ないReluctant Shoppingでは、スイッチコストに注目することが一つの成功要因。買い物を楽しみに思えるRecreational Shoppingでの成功の可能性は、さまざまな業種に開かれている。ある商品が特定の象限にしか入らないというわけではなく、消費者行動に視点を当てている。著者WebPage→ http://www.stopwatchmarketing.com/ | |
| マーケティング | 心脳マーケティング | ジェラルド・ザルトマン(著)、藤川佳則、阿久津聡(訳) | ダイヤモンド社 (2005年) | 副題は「 顧客の無意識を解き明かす」。顧客の意思決定に関する記憶、隠喩、物語性の重要さなどを、深層心理または脳の働きという観点で分析し、マーケティングに応用しようとする手法または事例の説明 | |
| マーケティング | 買物欲マーケティング | 博報堂買物研究所(著) | ダイヤモンド社 (2007年) | 現代の消費者は、商品の機能性能を求める「モノ欲」だけでなく、買物というプロセスの楽しさや感動を求める「買物欲」を持ち、その両者を同時に満たすところに消費が発生する。そんな消費者の行動パターンがわかりやすく解説されており、説得力がある。この考え方の基で、どのように商品や売場を作っていけば良いか、具体的な解決策が提案されている。 | |
| マーケティング | 理詰めのトレンド予測 | 森田洋一(著) | 秀和システム (2006年) | 副題は「センスがなくてもヒットは作れる!」。流行(トレンド)の中長期的・周期的な変化を、いくつかの特徴的なキーワードを使い論理的に説明している。実際のヒット商品例などをふんだんに挙げて説明しているため、説得力がある | |
| マーケティング | Marketing Management (11th edition) | Philip Kotler | Prentice Hall (2003年) | マーケティングの“御大”コトラー氏の書 | |
| マーケティング | 小売吸引力の理論と測定 | 中西正雄(著) | 千倉書房 (1983年) | 商業施設や商店がどのくらい集客力があるかを数値的に判断するための理論、測定方法などを示した専門教科書。「ハフ・モデル」をはじめさまざまな小売吸引モデルについて数式をバンバン出して説明している。今や“古典”の類でやや「研究者向け」 | |